2007年7月15日(日)
参議院議員選挙と同時に行われる憲法改正国民投票に備えましょう。

憲法改正国民投票はいつ行われるか

憲法第96条
(憲法改正の手続き)
 この憲法の改正は各議員の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票または国会の定める選挙の際行われる投票において、その過半数を必要とする。
第二項 
憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は国民の名で、この憲法と一体をなすものとして、ただちにこれを公布する。

説明
(1) 特別の国民投票とは、国会議員の選挙に関係なく特別に、ある意味では議員にも国民にもそれほど準備のな   いうちに、唐突に行われる国民投票。たとえば2006年の通常国会で、三分の二以上の議員が賛成したため行   われる国民投票。現実の問題として、ありえない。
(2) 衆議院議員選挙では、突然の解散もありうるし、時期的に不安定。各政党も事実上、準備できない。
(3) だから、自由、民主、公明合意の国民投票は、2007年7月15日(日)の衆議院議員選挙と同時に行われるだ   ろう。その次は2010年7月。
(4) 日本国憲法改正国民投票法の第13章  国民投票運動に関する規則  及び 第14章罰則は憲法第96条第二項により天皇が国民の名で、憲法改正の公布をしたときから、国民投票運動が終了する日まで適用される。

2007年7月15日(日)に備えよう
 
この日は、参議院議員選挙の日です。この日に憲法改正国民投票法が行われます。
  私たち戦争屋にだまされない厭戦庶民の会事務局は、2004年9月19日、憲法改正国民投票法準備開始の決議をしました。
  憲法9条が改悪された時の恐ろしさ、厭戦心の欠いた憲法9条の惨めさ、「食べやすくおいしい毒まんじゅう」を食べた結果、多数の人権、環境、護憲論者が、改憲派にあえなく転向するはかなさを、国民投票をつきつけられるすべてのみなさんに、どんどん訴えてゆきます。

  ☆ 下の投票用紙の例もぜひご覧ください。

 


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食べやすくおいしい毒まんじゅう

目的は憲法9条2項殺し

☆ いよいよ憲法改正国民投票法案が国会に提出されます。
☆ 投票所に現れる投票用紙の様式を、読売憲法を例にして掲げてみます。

日本国憲法改正国民投票

◎ 注意
一 憲法改正の提案に賛成の人は、次の憲法改正案の上の欄にの記号を書くこと。
二 憲法改正の提案に反対の人は、次の憲法改正案の上の欄に×の記号を書くこと。
三 又は×の記号のほかは何も書かないこと。

又は×の記号を書く欄    憲法改正案

又は×の記号を書く欄    憲法改正案
× (人格権)
@ 何人も、名誉、信用その他人格権を不当に侵害されない権利を保障される。
A 何人も、自己の私事、家族及び家庭にみだりに干渉されない権利を有する。

素敵な匂いにだまされないでください。この改正案は現行憲法13条(個人の尊重、生命・自由・幸福追求の権利の尊重)、及び現行憲法21条(検閲の禁止、通信の秘密)に含まれます。改憲の必要はまったくありません。○をつけたら、あなたは憲法改悪の手助けをしたことになります。
右改正案の目的
 @項により、人権派を改憲派にする。
 A項により、住基ネット反対派を改憲派にする。

又は×の記号を書く欄    憲法改正案
× (環境権)
@ 何人も、良好な環境を享受する権利を有し、その保全に努めなければならない。
A 国は、良好な環境の保全につとめなければならない。

この改正案は現行憲法25条(生存権、国の生存権保障義務)に含まれます。改憲の必要はまったくありません。
右改正案の目的
  環境派を改憲派にする。

又は×の記号を書く欄    憲法改正案
× (大量殺傷兵器の禁止)
日本国民は、非人道的な無差別大量殺傷兵器が世界から廃絶されることを希求し、自らはこのような兵器を製造及び保有せず、または使用しない。

 これは非核法ではありません。世界最初の非核憲法に見えます。これに×するような人は人間ではない・・・・と、つい○をつけてしまいそう。
右改正案の目的
  反核派及び「核は人間と共生できない」をスローガンにする反原発派を改憲派にする。

 
以上の改正案はいずれも権力者たる改憲派にとっては大きな損失です。でも、鯛を釣るための必要なエビなんです。
鯛はもちろん憲法第9条の改正です。ずいぶん高価なエビでしたね。
 

いよいよ鯛の登場です。

又は×の記号を書く欄    憲法改正案
× (自衛のための軍隊、文民統制、徴兵制の否定)
@ 日本国は、自らの平和と独立を守り、その安全を保つため自衛のための軍隊を持つことができる。
A 自衛のための軍隊の最高の指揮監督権は、内閣総理大臣に属する。
B 国民は、自衛のための軍隊に参加を強制されない。

B項により、徴兵制の否定の文言に喜ぶ若者やお母さん方を安心させ、9条改正の嫌悪感を失わせます。だがそれも、次の憲法改悪までの命です。某官房長官は「改憲くせをつけなければいけない」と言ったではありませんか。
 それに読売憲法は、日本国憲法第18条(奴隷的拘束及び苦役からの自由)を「時代遅れ」または「南北戦争直後に制定された合衆国憲法の押し付けだ」として削除しています。これが日本において徴兵制ができない根拠条文なのですが、読売憲法はこのブレーキを外しました。再度改憲のときにはブレーキはありません。ブレーキを外すための仕掛け(最後の「改正の手続き及びその公布」改正案との合わせ技)が用意してあるのです。

又は×の記号を書く欄    憲法改正案
× 国際協力
(理念)
 日本国は、地球上から、軍事紛争、国際テロリズム自然災害、環境破壊、特定地域での経済的欠乏及び地域的な無秩序によって生じる人類の災禍が除去されることを希求する。
(国際活動への参加)
 前条の理念に基づき、日本国は、確立された国際的機構の活動、その他の国際の平和と安全の維持及び回復並びに、人道的支援のための国際的な共同活動に積極的に協力する。必要な場合には、公務員を派遣し、軍隊の一部を国会の承認を得て協力させることができる。

さらに改憲派は、最近の日本人が弱い『国際貢献』を持ち出し、憲法9条の息の根を止めにかかります。


決定的な憲法改悪は、憲法改正手続きの改悪です。

又は×の記号を書く欄    憲法改正案
× (改正の手続き及びその公布)
@ この憲法の改正は、改正案につき、各議員の在籍議員の3分の2以上の出席により、出席議員の過半数の賛成で議決し、国会がこれを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。
A 前項の規程にかかわらず、この憲法の改正は、改正案につき、各議員の在籍議員の3分の2以上の賛成で可決することにより成立する。

憲法改正の機会は、少なくとも3年に一回はあります。そして、憲法改正を一項目ずつ出すのか、何かとセットで出すのかの決定権は改憲派議員が握っています。
 あ〜あ簡単 憲法改悪!


毒饅頭の起源とは・・・

 札幌生まれの会員の声
 毒饅頭の起源は昭和の初めごろなんだ。
 おじさん二人が小さな大八車を引いていました。
 そこへ、野良犬が走ってきました。
 すると、おじさんの一人が饅頭を投げました。
 犬は飛び上がって喜び、饅頭を追いかけました。
 ところが、饅頭をパクリと食べた途端に、悲鳴をあげ、お腹をひくひくさせて死んでいきました。


 幼い頃「犬殺しの毒饅頭」を目撃した会員が、「憲法改正国民投票は食べやすくておいしい毒饅頭だ!これは危ない!」と、いち早く4年も前にこの危険を察知したのです。素敵な匂いの毒饅頭に犬が喜んでワーッと飛びついていったように、だまされてはいけないと。
 私たちは、憲法改悪を絶対にさせないために、日本を「戦争をする国」にさせないために、「食べやすくおいしい毒饅頭にだまされないようにしましょう!」 と全力で訴えます。国民投票に、どんな条文が出されても、「ひとつも○をつけない!全部×をつける!」と断言できる人を、どんどん増やしましょう。

 共感してくださる方は、どんどんリンクしてください。 
 


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